今日も明日もオオタチ日和

七つの星の、光の魔法

【第三回Boss Rush使用構築】Blooming Heart

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<構築経緯>
 

 

 折角だし思い入れのある6体で出たい!ということでいつも使ってる

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で出ることにしました。

 S11使用構築( 【S11使用構築】Believing Heart【最高最終2117(27位)】 - 今日も明日もオオタチ日和 )の大きな欠点として、

炎Zヒトムを受けられるポケモンがいない

ヤドバレルラキムドーに対抗する術がない

マンダ軸に出せるポケモン4体(?????????)

があったので、これらの問題を解決しつつ幅広く戦える構築を目指して改良を重ねました。

色々考えた結果、

 

ヒトムグロスに対し初手置きできるHDカプ・コケコを採用f:id:goomycarona637:20180904143606p:plain

メガメタグロスにコケコのエレキフィールドと合わせてムドーヤドランを殴れる雷Pを採用f:id:goomycarona637:20180904143312p:plain

物理マンダを起点に詰められるHBビルドランドロスを採用f:id:goomycarona637:20181204235251p:plain

カビ入りの構築に幅広く出せるようにウルガモスの持ち物を炎Zに変更f:id:goomycarona637:20180904143310p:plain

カプ・コケコに挑発を採用f:id:goomycarona637:20180904143606p:plain

 

以上を主な改善として取り入れ、他一部調整を変更して今回の構築が完成しました。

 

 

<個体紹介>

 

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オニシズクモ@拘り鉢巻 NN Oblivion

特性:水泡

 性格:意地っ張り

実数値(努力値):167(188)-132(236)-123(84)-*-152(0)-62(0)

アクアブレイク/吸血/飛びかかる/ねばねばネット

 

ameblo.jp

 耐久ラインはボル(@volgross)氏の調整を参考にさせていただきました。リザードンに対してXY問わず1回行動が保証されているのが大きく、リザ軸を相手にする際は、まず初手に投げられるかを吟味するところから選出を考えてました。

  技構成はS11から変わらず。しっかり「虫タイプ」してるお陰でジャロサザンメガギャラ辺りに打点を持てるのも鉢巻型唯一無二の個性であると考えています。殴りながら体力管理できる吸血、殴りながらAダウンを押し付けられる飛びかかる、どちらも燻し銀の活躍でPTを支えてくれました。

 

 

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メタグロスメタグロスナイト NN Acomet

特性:クリアボディ→硬い爪

 性格:意地っ張り

実数値(努力値):165(76)-213(228)-171(4)-*-131(4)-155(196)

思念の頭突き/バレパン/雷P/アムハン

 

A

バレパンでH131B100ミミッキュを高乱数1発(81.2%)

アムハンでH191B156輝石ポリ2を高乱数2発(81.2%)

HB

A156ミミッキュのシャドクロZ...乱数1発(25.0%)

S

準速100族抜き

 

 あらゆる対戦において最後の詰めとなりうるバレパン、範囲の広いメインウェポンの思念、ナットポリ2への明確な打点となるアムハン、そして最後は前述の理由で雷Pを採用しました。

 メタグロスを使う以上、ギルガルドが重いという悩みからは逃れられない」のが真理だと思ってます。レヒレウルガ、果てはホルードのような露骨なポケモンを仕込んでもなお、メインのメガ枠の選出・行動が抑制されている時点でそれは「重い」ということに他なりません。だからこそ、ギルガルド以外の鋼枠(カグヤムドーナットドラン)が入っている構築に勝つことがグロス軸でレートを上げる際重要になってきます。そういった意味では今回採用した雷Pは、テッカグヤ入りに対する勝率を上げられたという点で受けへの抵抗手段以上の価値を持てていたのかな、と感じています。

 もっとも、ランドガブラティボルトロス辺りへの打点だった冷Pの不在はまぁまぁ痛手でした。特にS15に個体数を伸ばしたガブはカグヤと同居してるパターンが多くとてもしんどかったです(さっきの話どこいった)。

 

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カプ・コケコ@マゴのみ NN Tapu  Akko

特性:エレキメイカ

 性格:臆病

実数値(努力値):175(236)-*-106(4)-116(4)-126(244)-168(20)

10万/自然の怒り/挑発/羽休め

 

HB

A197メガメタグロス地震を確定耐え

砂ダメ+A132カバルドン地震...超低乱数1発(6.2%)

HD

C172ヒートロトムのオバヒZ...低乱数1発(12.5%)

C161カプ・レヒレのドロポンZを確定耐え

C170ギルガルドのシャドボ...確定3発(34.8~41.7%)

C197霊獣ボルトロスのヘドウェ...確定2発(64.0~76.5%)

S

最速100族抜き

 

 HDコケコ。地獄みたいに硬くて地獄みたいに遅い。ヒトム入りに対して初手に投げ、怒り→オバヒZ耐えて木の実発動→羽休め、と動くことで一見対面不利な盤面をひっくり返すことができます。また副産物として、呑気弱点ギルガルドに強かったりビビヨン相手にかなり粘れたり(複数回フィールドを貼り直しながら戦うことができる)等があります。レヒレのZをしっかり耐えられるのも偉い。vsスカーフランド+Zレヒレのような択の絡みやすい試合でこちらの択がちょっぴり増えます。

 反面妙に硬いせいで退場できなかったり拘ってないダストゲコの存在を切らざるを得なくなったりデメリットもちらほら。地獄みたいに硬くて地獄みたいに遅いから致し方なし。

 

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霊獣ランドロス@イアのみ NN Violetterra

特性:威嚇

 性格:腕白

実数値(努力値):196(252)-165(0)-156(252)-*-101(4)-109(0) ※蜻蛉採用個体の流用なためS個体値26

地震/岩石封じ/ビルド/身代わり

 

 何の変哲もないHBビルドランド、強いて言えば木の実の意識があまりに低い。後捨て身マンダまで考えるとBの数値は削れない派です。

 ウルガモスと共にマンダ軸に対する強い勝ち筋として機能してくれました。またミミッキュのトリルから繋ぐ動きもシンプルに強かったです。

 

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ミミッキュミミッキュZ NN  Fallen*Angel

特性:化けの皮

 性格:意地っ張り

実数値(努力値):158(220)-132(132)-120(156)-*-125(0)-116(0)

じゃれつく/挑発/呪い/トリル

 

H

2n  

HB

ステロ+A207メガギャラドスの+1滝登りを確定耐え

A197メガボーマンダの捨て身...超低乱数1発(6.2%)

A233メガバシャーモのフレドラ確定耐え

A

余り

 

 技と調整はトリル要員、起点回避に最適と思うものを選択しました。構築単位でギャラドスが重いのでステロ込みで+1滝登りを耐えるまで引き上げた結果、それなりの安心感を醸し出すことに成功しました。

 

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ウルガモス@炎Z NN ☀light-Heart

特性:炎の体

性格:控えめ

実数値(努力値):185(196)-*-102(132)-176(36)-126(4)-138(140)

火炎放射/ギガドレ/めざ氷/蝶の舞

 

HB

A156ミミッキュのシャドクロZ(〜144)+影うち(〜42)を高乱数耐え

C

火炎放射で157-115or116メガクチートを高乱数1発(93.7%)

HD

C179アーゴヨンの龍星群Z...確定2発(156〜184)

S

+1で最速135族抜き

 

 Bに厚めのウルガモス。普段は半回復実を持たせているのですが、前季カビゴンで詰む試合が多かったため急遽炎Zで採用。あまりに急遽すぎて無補正カビに対する炎Zの乱数がちょっと怪しかった(負け1)ので、こんな記事参考にせずにCライン引き上げるか文字採用するかしてください。

 これまでウルガモスについては半回復実信者だったのですが、副産物として+1だけでミミッキュを落とせたり半分くらい削れたカバルドンをしっかり落とせたりZが有効に働いた場面が多く、これから構築組む時は積極的に採用しようかな、と思うくらい強かったです。新しい型を試すには恐らく最上級の機会に良い手応えを得られて嬉しかったです。結局カビゴンは落とせなかったけど。

 

 

 <選出パターン>

 感じてください。

 

 

<結果とあとがたり>

 

最高1581

最終1529

 

でした!個人的には結構善戦した方だなと思っていて、かなり満足してます。

 潜りはじめはガチガチに緊張しててとても集中できたものではなかったのですが、何回か対戦するうちにめちゃくちゃ楽しくなってきて、終わった後もついつい徹夜しちゃうくらい余韻に浸ってしまいました。しがない一介の端くれプレイヤーではありますが、次このような機会があった時にまた対戦する側に回りたい、と強く感じました。これからも頑張ります。

 

  対戦していただいた方々と大会運営の方々への感謝をもって、当記事の締めとさせていただきます。ここまでお読みくださりありがとうございました!

 

<Special Thanks>

 

深夜テンションに任せてコケコの調整を一緒に考えてくださったぴーさん